症候性てんかんの場合の治療とは

てんかんは慢性の脳疾患で、電気的な乱れが生じることによって引き起こされます。けいれんや意識障害が見られますが、てんかんには原因不明だが知的障害など異常がない「特発性」、インフルエンザ脳症などのウィルス性脳症、脳卒中、出産時の低酸素脳症、アルツハイマー、頭部外傷など原因がはっきりしている「症候性」、どちらもはっきりとしない「潜因性」にわかれています。乳幼児に多くみられますが、どの世代でも起こる疾患です。遺伝はほとんどしません。発作にも全般発作と部分発作がありますが、適切な検査を行い、治療をすることでコントロールしていくことが可能です。
症候性てんかんは原因がわかっているため、症状が出たらすぐに病院にて脳波やCT、MRI、血液検査等を行います。また、睡眠が大事とされているので日常生活も整えストレスをためないようにします。
なお、症候性てんかんの発作は頭部の部位によって症状が違います。特に前頭葉、側頭葉、頭頂葉は症状が重いことが多いです。前頭葉は睡眠中になることが多くうめき声や大声など発することがあります。側頭葉は感情や行動を司っているので意識がない状態でいろいろ動いたり歩きまわったりします。意味不明な言葉を発することもあり、突然動作をやめ、一点を見つめることもあります。感覚を司る頭頂葉はしびれや痛み、不快な感覚、硬直等をひきおこします。
これらの発作の治療には薬物治療が有効です。薬による治療を5年以上行ったが、てんかん発作を週に1回以上起こしてしまう場合は難治性てんかんと診断され、手術を行う場合があります。また、なかなか発作がおさまらないてんかんの場合は食物療法として「ケトン食療法」や「修正アトキンス食療法」を行います。どちらも医師の判断のもと適切に行うようにします。

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