てんかん発作の頻度と抗がん剤で起こる末梢神経障害

末梢神経障害は、抗がん剤の影響以外でも起こることがあります。もし抗がん剤治療中に症状が起きれば、なにが原因かをはっきりさせて適切な処置を行うことが大切です。
抗がん剤におって起こる末梢神経障害は、症状の増強の予防や治療のために有効な方法が確立されてはいません。症状が悪化した場合には薬物の減量や中止をしますが、中には症状を和らげると言われる薬剤もあります。

疼痛治療薬は、末梢神経から中枢神経への痛みを伝える伝達物質の過剰放出を抑えて、神経障害を和らげます。代表的なてんかん治療にも用いられるガルバマゼピンなどで、痛みに対して使用されることがあります。本来はてんかんに対して処方される薬で、薬剤性の末梢神経障害には保険適用にはなっていません。

てんかんはどの年齢でも発症しますが、特に小児期に多い病気と言われています。てんかん発作の頻度は、人によって様々で毎日数回おこる人もいれば、月に1度、1年に1度など発作の頻度も症状もさまざまです。
ガルバマゼピンは、これらのてんかん発作を予防する薬で、躁鬱病の治療や神経痛の緩和にも使用されています。
脳神経の興奮をしずめて、頻度の多いてんかん発作を予防しますが、とくに部分発作に効果的と言われています。また脳の神経をしずめ気分の高ぶりをおさえて落ち着かせる作用もあるので、躁病や躁鬱病、さまざまな精神疾患による不安や緊張をしずめるのにも応用されています。
そのほかにも三叉神経痛にも効果があり、激しい痛みが起こりにくくする効果もあるため、抗がん剤によっておこる末梢神経障害にも効果があると考えられています。
ただいろいろな薬との相互作用を起こしやすい性質があるので、飲み合わせによっては副作用が出やすくなるので、使用する際には医師に十分確認することが大切です。

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